2014年2月17日月曜日

Titanfall βtest レビュー

期待していたTitanfallのβがそこそこに面白く、満足のいく内容だったので久々に所感を書いてみようと思う。



6時間ほどプレイしたが、元Call of Duty製作スタッフが作ったものらしく射撃感など似ていると感じる部分も多い。ゲーム展開もスピーディなのでこういった部分も似ていると言えば似ている。

・歩兵戦
2段ジャンプや壁走りなどで移動に関しては非常に自由度が高い。そのため相手に居場所が悟られ辛く、思わぬ方向から攻撃されて死亡することも多い。クロークの存在などもあり、純粋な歩兵戦に関してはいかに奇襲をするかが肝となる。正々堂々の撃ち合いが好きな人にはあまり芳しくないかもしれない。私は最近のCoDをそこそこやってきた人間なので個人的にはあまり気にならなかった。
タイタンとの戦闘はBattlefieldの戦車と対峙する時と似たような感覚があった。ロデオ攻撃のようなシステムはタイタン側にも歩兵に対する緊張感を感じられていい塩梅になっていると思う。やられた際は現状味方に倒してもらう、スモークガスで燻る、降りて自分で撃つの3種しか対策法がないが、タイタンに飛びつくのもリスキーなのでまあいいかなと思う。

・タイタン戦
タイタンは全プレイヤーが使用することが可能で、クールダウンはプレイングで短縮できる。誰でも使えるというのはCoDのキルストリークと比較してもとても良いと感じた。
対歩兵は強力な火力で圧倒することができるが、タイタンは屋内などには干渉しづらいため簡単に倒せるわけではない。キャプチャーポイントのゲームモードもあるのでもう少し屋内に干渉できる装備が欲しいと感じた。
対タイタンは比較的大味な気もするが、立ち回りが結構大切になってくるので個人的には楽しく感じられた。

・Botシステム
ゲームは6v6の少人数で構成されているが、戦場にはBot兵が多数展開しているため視覚的に非常ににぎやかなものとなっている。だがBotの戦闘行動はほぼ無意味であり、サポートキャラ的な位置づけになっている。このBotがなかなか曲者でプレイヤーのカモフラージュや弾除けになったり、放置できない場合に撃ってしまうとミニマップに映ってしまったりと結構な鬱陶しさがある。ただやっぱり戦力としては役立たずなのでハッキングで味方にできたりするシステムなどを考慮して戦力として機能して欲しいと感じる。

・エピローグシステム
試合終了時にエピローグが執り行われるが、斬新で面白いシステムだと思った。ただ、目標が単純な脱出だけではもったいんじゃないかと思える。ストーリーじみた戦闘を提唱しているのだから、エピローグはランダムイベント的なものを導入したほうが面白いんじゃないかと私は思う。"戦場撤退は不可能だから可能な限り敵Botを破壊しろ"だとか"敵の戦術兵器を奪取したから確保して脱出しろ"みたいなバリエーションがあったら楽しそうだなと思う。流石に製作側も単純な脱出だけだと物足りないと思うだろうし、製品版でこのエピローグシステムがどうなっているのか期待大だなーと思う。


・総評
ゲームバランスなどはだいぶ大味ではあるがタイタンやBOTが入り混じったカオスな戦場は純粋に楽しく感じられた。マルチプレイヤーオンリーで無駄にシングルプレイヤーモードを付けたりしないのは個人的には好印象であるし本格的なBotの導入や、マルチプレイヤーでありながら印象深い演出を導入するなど、なかなか面白いところに目をつけたなと思う。製品版では武器やタイタンの種類が増えたり、ゲームモードも追加されたりするだろう。製品版でどれほど楽しめるかはまだ未知数ではあるが、購入欲を刺激される良いβtestだと感じた。



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